二十歳の私に優しく近づいてきた妻子持ちの上司は、実はお尻を触ってくる最低な人だった。

二十歳の私に優しく近づいてきた妻子持ちの上司は、実はお尻を触ってくる最低な人だった。

【性別】女性
【年齢】(痴漢された当時)
20歳
【職業】(痴漢された当時)
派遣社員

【住まい】(痴漢された当時)
その頃は、地元を離れて派遣社員として一人暮らしで(寮住み)歩いて出勤していたため、毎日電車に乗ることは無かったです。
沖縄から出てきたので、電車自体も初めて乗るといった感じでした。
ただ田舎に住んでいたため、満員電車で痴漢されるのは無縁でした。





【痴漢された時の状況】
痴漢された場所は、職場で仕事中でした。
しかもお昼の明るい時で作業中、人通りの多い場所でした。
その当時の服装は長袖・長ズボンの色気の無い制服です。




【具体的にされたこと】
通路に背を向けて立ち仕事をしていたら、後ろからお尻を触られた様な気がしました。
その時は初めてのことでよく分からず、私の勘違いかもしれない。
痴漢と騒いで大事になったら職場に居づらいといったような、戸惑う感じでした。
でも同じ日にもう一度触られた気がして確信しました。
この人わざと触ってきて、バレないのを良いことにスリルを楽しんでるだなと。
痴漢といえば満員電車の中でおとなしい子がされるものだと思っていたので、うるさくておしゃべりな私が痴漢の被害に遭うのかとちょっとショックでした。
別の日にも後ろから一瞬お尻あたりを触られて、仕事に集中できず変な汗をかいていたのを覚えています。
結構メンタルは強いので泣くことは無かったですが、モヤモヤしました。




【痴漢してきた人物】
同じ部署の隔週で会う社員の人でした。
見た目すごく細くて(50キロも無い)性格は社交的で職場にいる全ての女性の人と仲が良く、理系な感じで正直学生の頃モテなかったんだろうな...って感じの見た目の人でした。




【最悪で強烈な記憶】
痴漢してきた人は妻子持ちで、しかも娘が2人いるとのことなんですが、何故か私が彼の家族の気持ちになって悲しくなる感じでした。
隔週で一緒に働くシフトだったんですが、週末から月曜日に向けて気が重く、仕事に行きたくないと少し病んでました。
何でこんな気持ち悪い人に私が気を使わないといけないんだろ?よく自問自答からの答えが見つからなくて心がスッキリしないというのを、仕事を辞めて地元に帰るまでずっと繰り返してました。




【どう終わったか】
一瞬お尻を触って通り過ぎるのが主な手口です。
むしろ私の後ろを通る時を狙って触っていたのか?と今となっては思います。
時間にしたら1秒も無いくらいで、ガッツリ触るというよりもお尻をタッチするような行動を繰り返してきました。
回数にしては30回くらいですね。
たまに相手が触ってきそうだと察知したら、彼が通り過ぎるのと同時に私は前に1〜2歩進んで遠ざかるようにかわしてました。




【相談と助けてくれた人】
地元が一緒の女性が数人居て、彼女たちに相談してました。
特に二つ上の先輩にはよく愚痴ってましたね。
衝撃だったのはその先輩も別の男性社員からセクハラ被害に遭ってました。
後日知ったのですが、先輩は課長と相談して部署まで変えてもらってて、私のされた事なんて大したことないと思いました。




【痴漢のその後】
仕事を辞めて地元に戻ってもよく電話がかかってきました。
でも、もう会うことは無いと吹っ切れて着信拒否にしたのでその後は分かりません。




【現在の生活】
あれからもう10年以上が経ちますが、今は何事も無かったかのように平和に暮らしています。
たまに彼の事を思い出してはモヤモヤします。
というか絶対に許しません、痴漢は犯罪です。
彼に痴漢された事をきっかけにふとしたときに、なんで男の人って痴漢するんだろう?と考えるようになりました。
痴漢するのは一部の人だけと分かっているのですが、男の人をクリーンな目で見られなくなりました。
そして私は愛想を振りまかない人間になりました。
いつもムスッとしてて男の人が近づいてこないので、男女のトラブルとは無縁です。

【学んだこと】
とりあえず若い女性というだけで痴漢に遭う確率が高いということ。
すっぴんで色気の無い格好でも、触る奴は触ってくる。



【当時の自分へのアドバイス】
まず自分の勘違いかもしれないという考えを辞めて、人事やもっと上の上司に相談します。
痴漢した本人の耳に入らないように、じわじわと周りを私の味方で固めた方がいいと助言します。
本当は痴漢した本人に「今触りました?」と明るく聞けるくらいが理想ですが...触る方が100パーセント悪いので、相手に気を使うなとあの当時の自分に伝えたいです。