小学生の私に痴漢した男。親切心を利用した卑劣な痴漢おじさん

小学生の私に痴漢した男。親切心を利用した卑劣な痴漢おじさん

【性別】女性
【年齢】(痴漢された当時)
12歳
【職業】(痴漢された当時)
小学5年生

【住まい】(痴漢された当時)
私が通う私立小学校は、家から子どもの足で20分以上ありました。
目黒区内で、現在でこそ高級住宅街となっていますが、当時は(40年あまり前)は畑や果樹園、植木農園が点在するのどかな場所でした。
寂しい感じもしましたが、特に怖くもなく、日々通学していました。





【痴漢された時の状況】
その日、制服にランドセルの私は下校中でした。
道は相変わらずひと気がなく、いつも一緒の友だちはその日休んだので、独りで歩いていました。
そこへ、自転車を引いたおじさんが現れ、「自転車が壊れちゃった。
なおすの手伝ってくれないかな?」
と言ってきたのです。




【具体的にされたこと】
クリスチャンでお人好しの私は、おじさんが困っているのを見て、手伝ってあげようと思い、おじさんの後をついていきました。
おじさんは、1軒の農家の駐車場に入り、自転車を設置して、「ベルトが壊れたか」と言って作業をしていましたが、「手伝ってくれ」と私にベルトの部分を持たせました。
言われた通りしましたが持ちにくくてしゃがみこもうとすると、「そうじゃない」と言いながらおじさんは私のスカートに手を入れ、太ももに触れました。
現代の子どもたちとは異なり、当時の私は痴漢のチの字も知りませんが、何かとても嫌な予感がしたので、とっさに「ごめんなさい、今日は父が迎えに来る日なのでもう帰らなくては行けません」というと、おじさんが手を離したので、そのまま急いで帰宅しました。




【痴漢してきた人物】
おじさんは、30代から40代くらいだったでしょうか。
髪は黒く小柄でした。
職業の見当は付きませんが、背広姿ではなく、ジャンパース姿だった記憶があります。
地元の農家か、何かの職人だったのではないでしょうか。
自転車ですからそれほど遠くに住んでいる人ではなかったのでは…。




【最悪で強烈な記憶】
太ももに冷たいおじさんの手が触れ、「そうじゃない」と指の力を強めてきた時は、部位が部位だけに、おくての私でも、たいへん気持ちが悪く、激しい羞恥の感情がいきなり押し寄せてきました。
当時は小学生への性教育などはありませんでしたし、おじさんが私のからだに何をしようとしているのかもわかりませんでしたが、ただただ、恥ずかしさとともに何かとんでもないことが起きそう、その場から逃れたい気持ちでいっぱいになりました。




【どう終わったか】
今でも不思議なのは、おじさんに対し、「ごめんなさい、今日は父が迎えに来る日なのでもう帰らなくては行けません」とはっきり、それも落ち着いた声で言えたことです。
おじさんの反応も、「あ、そうだったの。
ごめんね。
お父さんが来るんだね」
とけろりとしたもので、私をその場にとどめたり脅かしたりするようなことは一切なかったです。
辺りを歩く人はいませんでした。
帰宅した私はとても混乱し、このことは父母には話しませんでした。




【相談と助けてくれた人】
翌日、帰宅してからそのことを母に話しました。
母はたいへん驚いたようですが、当時はまだまだ親子の性の話はタブーでしたから、「知らない人についていってはいけませんよ」とたしなめられておしまいでした。
ただ、私の感情は混乱したままでした。
おじさんとのことが起きた前日、母に話した今日、その後しばらくは、自分が汚されたような気持ちになり、入浴時にからだ(特に太もも)を赤くなるほどこすり洗いした記憶があります。




【痴漢のその後】
加害者のその後はわかりません。
あの事が起きた日以降も、毎日同じ道を通学していましたが、おじさんの姿を見かけたことはありません。




【現在の生活】
あれから40年あまり経ちました。
幸か不幸か、私の世代としては少し早めに、痴漢というものを12歳で経験してしまったため、それがどういうものであるかよく理解した私は、なるべくそういう目に遭わないように注意する習慣がつきました。
ただ、満員電車に乗った時だけは、どうにも避けようがない時もありますね…。
心に傷、という感じではありませんが、不用心だったのだな、と思い起こすことはあります。
今でもプラプラと下校途中の可愛い小学生女子の後ろをおじさんが歩いている時は大丈夫かな?なんて思ってしまうことが…

【学んだこと】
痴漢の何たるかを12歳で知った私。
卑劣な男にチャンスを作るな!とくに寂しい道の独り歩きは避ける習慣がつきました。
あれから40年も経ったけれど、ちょっとスキがあると痴漢…こんなことが後を絶たないですから。



【当時の自分へのアドバイス】
寂しい道の独り歩きは、痴漢やひったくりなど、時として思いもかけない犯罪の被害者になることもあるから、じゅうぶん用心して。
声をかけてくる相手もいるから、お人よしに反応しない方がいいよ。
女性というだけで被害者になるなんてほんとに悔しいけれど、だからこそ、いざというとき使える痴漢撃退スプレーやそうした種類の携帯アプリについてしっかりマスターしておこうね!