29歳女性。出張に向かう途中、混雑していない車両で股間を押し付けられそうになった経験

29歳女性。出張に向かう途中、混雑していない車両で股間を押し付けられそうになった経験

【性別】女性
【年齢】(痴漢された当時)
29歳
【職業】(痴漢された当時)
デザイン系の技術職

【住まい】(痴漢された当時)
当時は実家暮らしをしていて、両親と姉と暮らしていました。
仕事はデザイン系の技術職をしていましたが、時折出張してクライアント様と打ち合わせをすることがありました。
それまではあまり出張することもなかったので、電車に乗る機会がほとんどありませんでした。
基本的には車通勤で通い、職場で仕事をするというだけの毎日でしたが、仕事の状況が変わり、29歳の時から出張して打ち合わせするようになりました。





【痴漢された時の状況】
痴漢された時も、出張で電車を利用していました。
その時はすぐに乗換する必要があったので、たまたまドア付近に立っていました。
確かパンツスーツで乗っていたと思います。
電車内はそれほど混雑していなくて、座ってもよかったかなと思うくらい、座っている人自体少なかったと記憶しています。




【具体的にされたこと】
私が乗って次の駅くらいで、何人か乗りました。
ドア付近に立っていたので、少しずれて邪魔にならないようにしていたのですが、一人の男の人がやたらと近い位置に立ったので不思議だなと感じました。
電車が走り出したら、ぴったりと私の後ろに着くので、より不信感を抱きました。
席は変わらず座っている人が少ない状況で、なぜ立っているんだろうかと思いました。
妙にぴったりと私にくっつくかのように立っていて、とにかく嫌だなと感じたことを覚えています。
ただ、パーソナルスペースがやたらと近い人なのかもしれない、私の被害妄想が強いのかもしれないと感じて、気にしないようにしていました。
しかし、その人の太ももが私の足の間に入れられて、びっくり!
瞬時に体をひねって避けましたが、男の人の足が私の下半身を狙っていたように感じました。




【痴漢してきた人物】
後ろを観ていなかったので、どんな人かは分かりません。
165cmある私よりも小柄な60代くらいの男性だったと記憶しています。
乗ってきた時の格好を思い出してみると、スーツ姿ではなく普段着のカジュアルな格好だったと思います。
どこにでも良そうな人で、あまり強烈な印象は残っていません。
ただ、全く知らない人でした。




【最悪で強烈な記憶】
まず、近くに立たれた時に拒否反応がすごくありました。
混雑していないのに、なんで近くに立つんだろう?という違和感と、この人絶対に変な人だという確信めいた気持ちがありました。
でも、どこかで人を疑うのは良くないと思う気持ちもあったので、その人が行動に移した時はやっぱりそうじゃん!という思いを抱いてしまいました。
確実に触れてはいないと思います。
足の間に足を入れられ、股間を近づけられそうな気配があった瞬時に体をひねって避けたと思っています。
股間を押し付けようとしたのかな?と瞬時に思って、気持ち悪さが沸き上がりました。
今でも、誰か知らない人が後ろに近い位置で立たれると不安を感じるので、夫に背中を預けるようにしています。




【どう終わったか】
私が体をひねった後、その男性からの視線をすごく感じました。
ただ、バレたと思ったのか、その後は何もしかけてこなかったので、次の駅に止った時に車両を変えました。
車両を変え、予定通りすぐに乗換たのでそのまま終わりましたが、その時車両にはあまり乗っている人がいなかったので、目撃者もいなかったと思います。
叫ぶこともできませんでした。




【相談と助けてくれた人】
ただ友人や彼氏にその時の状況を立って再現しながら説明したら、それは痴漢だよと言われました。
どこかで自分の勘違いなのではないか、相手の足がたまたま私の足の間に入っただけで、その人は痴漢しようとしたつもりはなかったんじゃないかと考えました。
ですが、どうやっても股間を押し付けるような体制にはならないだろうと人に話して分かり、その時に本当に怖さを感じました。
どこか自分は相手を信じているところがあったのかもしれません。
それに自分は痴漢に遭う訳ないと固く信じているところがあったのかもしれません。
人に話して、警察や駅員さんに言えばよかったと後悔しました。




【痴漢のその後】
その後加害者がどうなったかは分かりません。
私が駅員さんに訴えていれば、良かったなと思います。
もしかしたら、誰か同じような被害に遭ってしまったかもと後悔しています。




【現在の生活】
痴漢からもう5〜6年経ちます。
結婚をして仕事も変わったので、電車に乗ること自体が減りました。
ただ、たまに電車に乗る時も、混雑しているしていないに関わらず周囲には気を配るようになりました。
夫が一緒に乗っていれば、夫に体を近づけて、カバンなどで自分の体をガードしています。
とにかく、あの時痴漢されたことは私の中ですごく大きなことで、いつでも狙われているのだと思うようになりました。

【学んだこと】
電車が混雑しているから痴漢に遭うのだと思っていました。
それにスカートが短いとか、露出部分の多い服装だと痴漢に遭いやすいのだと思っていましたが、それは間違いだと感じました。
痴漢する人はいつでもどんな人でも狙っているのだと思います。



【当時の自分へのアドバイス】
どこかで自分は痴漢に遭わないという自信があったと思うので、そんなことはないんだぞ!と一言いいたいです。
それに、自分が感じた不快感は確かに痴漢によるもので、きちんと駅員さんや警察に報告しなくてはいけなかったと思います。
ただ、普段電車に乗ることが少なかった私にとっては想像しにくいことだったと思うので、気にしないでいいんだよと言いたいです。