大学一年生のバイト帰り、自宅アパートの駐輪場でバイクに乗った男性から下半身を触られた。近くのコンビニから後をつけられていたのに気付かなかった。

大学一年生のバイト帰り、自宅アパートの駐輪場でバイクに乗った男性から下半身を触られた。近くのコンビニから後をつけられていたのに気付かなかった。

【性別】女性
【年齢】(痴漢された当時)
18歳
【職業】(痴漢された当時)
大学生

【住まい】(痴漢された当時)
大学の近くのアパートで一人暮らしをしていました。
授業後はファストフード店でアルバイトをし、夜10時過ぎに自転車で自宅アパートに帰るという生活をしていました。
バイト先の仲間みんなは同年代で仲が良く、バイト終わりにみんなでご飯にいったり遊んだりと、帰宅が遅くなることも多くありました。





【痴漢された時の状況】
夜シフトのバイトが終わり、私はいつもと同じように急いで自転車を漕いでいました。
夜中の10時近かったと思います。
辺りは暗く、コンビニの光だけが目立っていました。
コンビニには数台の車とバイクのエンジンをかけ股がった若者2人がみえました。




【具体的にされたこと】
大通りのコンビニを過ぎ、細い路地を左にまがるとアパートがあります。
住宅街のなかで家からは明かりが漏れていますが、年配の方が多く住んでいる地域でもあり辺りは静まりかえっていました。
『はやく帰ってゆっくりお風呂にはいろう。
』真っ暗な路地を飛ばしながら時々後ろを振り返るのは習慣になっていて、この日も背後を振り返りながらアパートへと急ぎました。
『ふぅ、やっと着いた。
ああ、寒かった。
』バイト先から自宅までは自転車で10分程の距離です。
だけれど2月の寒い夜にはその倍程に感じました。
アパートの駐輪場に自転車を停め、鍵をかけようとしたときです。
下半身に違和感を感じた私は反射的に背後を振り返りました。
そこにはバイクに乗った二人組が立っていたのです。
先ほどコンビニ前で見かけた二人の光景がパッと浮かびあがり、同時に全身を、恐怖感と悪寒が襲いました。




【痴漢してきた人物】
二人は私が振り向いたと同時にバイクを走らせ逃げて行きました。
ヘルメットを被っていたので顔は見えませんでした。
一言も言葉を発することはなく逃走したので、相手が知り合いなのかもわかりません。
服装や体型から同時の私と同じく10代後半から20代の男性だと思います。




【最悪で強烈な記憶】
痴漢にあった日から夜怖くて一人で過ごせなくなりました。
幸い同じアパートには友人が住んでいたので、夜になると一緒に過ごしたり、別の友だちが泊まりにきたりしてくれました。
脳裏に残るバイクの音や、ヘルメットのなかで笑っていたであろう犯人の顔を想像すると怖くて仕方ありませんでした。
しばらくの間は背後に人がいることや、咄嗟に身体に触れられることに恐怖心を覚え、体が勝手に震えたり過呼吸になったりもしました。
男性に対しての嫌悪感や疑惑の目、もしかしたら知り合いだったのかも、と考えてしまう自分自身への葛藤に悩まされました。




【どう終わったか】
加害者には逃げられてしまいました。
バイト先にはすぐに報告し、夜シフトからは抜けさせてもらいました。
警察にも相談し、周辺のパトロール強化をお願いしました。
私は痴漢された瞬間は怖くて何もできませんでした。
すこしでも大声をだしたり、ナンバープレートを確認できたら良かったのかもしれないです。
ただただ何が起きたのかわからない状態でした。




【相談と助けてくれた人】
バイト先の店長やマネージャー、アパートのオーナーや友人が守ってくれました。
夜遅くに自転車で移動していた私にも落ち度があると自分を責めて悲しむ私をみて、友人は『悪いのは全部被害者だ』と怒ってくれたのは嬉しかったです。




【痴漢のその後】
逃走され、その後の手がかりは何もないためわかりません。
大学付近で一人暮らしの学生も多いので、犯罪が続かないことを願うばかりです。




【現在の生活】
痴漢されてから10年以上たちました。
結婚し、子どもが産まれ忙しくしているので、あの時を思い出す瞬間は減りました。
ただやはり暗闇はゾッとするほどの恐怖心がありますし、夜に一人で出歩くのは今でも怖いです。
家にいても、外から車やバイクの音が聞こえると無意識に耳をすませていたり、身構えてしまうこともあります。

【学んだこと】
夜中はなるべく一人で出歩かない、背後に気をつける。
特にコンビニなどの前を通るときや、人目の少ない路地に入るときは、怪しい人物がいないか注意することが必要だと思いました。



【当時の自分へのアドバイス】
お金を稼ぐ経験ももちろん大切だけど、自分の身体と命があってこそだと思います。
当時は一人暮らしで自分の好きなように時間をつかい、自由な生活を楽しんでいたけれど、怖い経験をしたからこそ学んだこともありました。
その後はあんな恐怖を味わうこともなかったし、しっかり自分を守っていけるようになったから安心してね。