30歳女性。マンションの共用入口オートロックのドアを開けた後ろから男性がついて来て襲われそうになった

30歳女性。マンションの共用入口オートロックのドアを開けた後ろから男性がついて来て襲われそうになった

【性別】女性
【年齢】(痴漢された当時)
30歳
【職業】(痴漢された当時)
コールセンター勤務

【住まい】(痴漢された当時)
当時一人暮らしをしていました。
当時住んでいた建物は入り口がオートロックの建物で、私の部屋は道路側ではなく、ベランダなどは見えない場所でした。
当時はコールセンター勤務で、シフト次第で帰宅時間が夕方か、夜21時を超えることがありました。





【痴漢された時の状況】
仕事が終わって、自転車で途中のコンビニに寄ってから自宅に着き、オートロックを開けて中に入ってから自分の部屋に行くまでの共有部にいました。
他に住民はおらず、自分と加害者のみでした。




【具体的にされたこと】
オートロックを開けた時に男性が後ろから入ってきました。
その時、やけに近いなと感じましたがそのまま部屋まで行きました。
すると、背後に人の気配を感じたので振り返ると男性が立っていました。
私が「何ですか?」と声をかけたところ、なにかもごもご言いながら近寄ってきました。
近寄らないように行ってもどんどん近寄ってきたので思わず後ろに下がっていきました。
下がっていくうちに、通路の端まで来てしまいました。
それでも相手が近寄ってくるので、「警察を呼びますよ」と言いましたが、それでも相手は「いやいや」とか何とか行って私の方に手を伸ばしてきました。
ただ手を伸ばしてくるだけで、なにかはっきりと言うわけでもなく、バッと襲いかかってくるでもない感じでした。




【痴漢してきた人物】
全く顔を見たこともない男性でした。
おそらく30代くらいで黒い帽子、黒い服を着ていました。
あまり社交的な人ではない感じで、特にこれといった強い印象が残らないようなどこにでもいそうな感じの人だなと思いました。




【最悪で強烈な記憶】
壁際まで追い詰められた時はとにかく怖かったです。
相手が黙って手を伸ばしてきてたのですが、うまくそれを避けられたから良かったものの避けられていなかったらどうなっていたのかと考えると、本当に恐ろしいです。
あまり考えたくはないですが、相手の力などを考えるとそのまま連れ去られたり、乱暴されたりという可能性もあったと思います。
あの時以上の恐怖というのを未だに味わったことはありません。
それほど強烈な体験だったと感じています。




【どう終わったか】
とっさに相手の手を遮って避けながらスマホを取り出し、110番しました。
私が電話をかけると相手はそのまま逃げていきました。
少しだけあとを追いかけたのですが、追いつかないだろうと思ってやめました。
通報が終わるまでは普通でしたが、電話が終わってから一気に恐怖感が襲ってきて足がガタガタ震えました。
その後、警察が来て事情聴取を受け、周辺のパトロールをしてもらいました。




【相談と助けてくれた人】
急なことだったので、誰かに頼ったり助けをもらったりすることができませんでした。
家の前なので、声を上げれば誰か出てきてくれたかもしれませんが、あまりの恐怖で声を出すことができず、そのまま自分ひとりで立ち向かうことになってしまいました。




【痴漢のその後】
通報して、周辺のパトロールをしてもらいましたが特に逮捕されたなどの話は聞きませんでした。
その後同じ人が現れることもなく、その家を引っ越しました。




【現在の生活】
被害にあってから10年以上経っています。
もうだいぶ時間が経ったので、被害にあったことの記憶自体はだいぶ薄れてきていますが、あのときの影響なのか誰か人が後ろに立っているとか、後ろを歩いているというのが非常に苦手になりました。
必ず後ろを振り返って、誰がいるのかを確認しないと不安でたまらなくなってしまうようになりました。

【学んだこと】
オートロックがついているからと言って、安全面で完璧だとは言えないということです。
後ろから人がついてきて、簡単に中に入られてしまうので注意が必要です。



【当時の自分へのアドバイス】
自分は被害に合わないと思って油断しないことだと思いました。
痴漢被害というのは、電車の中がほとんどだと思っていました。
あの時のようにまさか自分の家のすぐ前で、急に人がついてきて変なことをしようとするとは思っていなかったので、どんな時にでも危険はあるのだと言いたいです。